2007年08月17日

小説 フォーシーズン 第37話 ( 冬11 )


 『今日からノドが痛くならずに歌い、話せるヒケツ』
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                        2007. 8. 17
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 カラオケ・ボイストレーナーの”ケンちゃん”こと、湯川です。

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 ★ 小説 フォーシーズン 第37話 ( 冬11 )
 ☆ 編集後記
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小説 フォーシーズン 第37話 ( 冬11 )


〜主な登場人物〜

誠一郎;36歳。サラリーマン。ロックバンド『ピンクタイガー』
    の命名者。発起人のひとり。ボーカル担当。

亮太 ;30歳。独立したばかりの美容師。バンドのもうひとりの
    発起人。ドラムス担当。

洋平 ;24歳。サラリーマン。誠一郎の飲み友達の元彼氏。ベー
    ス担当。

徹  ;26歳。元プログラマー。金属加工の会社に再就職したば
    かり。亮太の客だったのが縁でバンドに参加。ギター担当。

綾子 ;34歳。ピアノ講師。誠一郎が5年前までつづけていたバ
    ンドのキーボードを担当していた。バンド活性化のため誠
    一郎が声をかけた。キーボード担当。

麗子 ;30歳。ピアノ講師。綾子の仕事仲間。女一人では心細い
    と、綾子が招き入れる。キーボード、コーラス、ボーカル
    担当。

幸子 ;26歳。ピアノ講師。綾子、麗子の仕事仲間。独身最後の
    思い出に、バンドへの参加を希望。キーボード、コーラス
    担当。

幸一 ;36歳。都心で眼鏡店を親子で営む。小さいがビルのオー
    ナーでもある。誠一郎とは高校生時代からの親友。誠一郎
    が企画してきたイベントには、必ず協力してきた。


〜前回までのあらすじ〜

 スナックで知り合った誠一郎と亮太は、それぞれの知り合いに声
 をかけメンバーを募り、ロックバンドを結成することにした。誠
 一郎が連れてきた昔のバンドのキーボード担当の綾子が、亮太の
 連れてきたギターの徹に一目ぼれしてしまう。年下の相手で失敗
 して離婚したばかりの綾子が、更に年下で金にルーズな徹に惹か
 れていくのを、誠一郎はほおっておけない気持ちだった。徹に対
 するジェラシーと、同じ過ちを繰り返すことに、加担したくない
 という思いから、誠一郎は解散ばかりを考えていた。それでも綾
 子のペースで、バンドはクリスマス・ライブという目標に向かっ
 て突き進んでいた。そしていよいよ本番当日を迎え、ライブが始
 まり、あっという間に終盤を迎えていた。


 ラスト2曲を演奏する前のMC(しゃべり)で、誠一郎はバンド
 に加わった順にメンバー紹介をしていった。

 誠一郎の脳裏に、この一年がスナップ写真のように流れた。


 「では、最後にランナウェイとヒート・オブ・ザ・モーメントの
 2曲、つづけて演奏します」


 彼は歌いながら、この2曲とも、なんてセンチメンタルなメロデ
 ィーなんだろうと、改めて感じていた。

 音楽はしばしば思い出と重なるものだ。ライブのために、何度と
 なく聞き、歌ったこれらの曲が、誠一郎の揺れた心と重ならない
 はずはなかった。

 熱いものがこみあげてくるのを感じながら、誠一郎はなんとか最
 後まで歌いきった。


 再び、”喜びの歌”の演奏が始まった。

 その演奏に重ねて、MCを入れる。


 「今日は師走の忙しいところを、僕達のコンサートにお越し頂い
 てほんとうにありがとうございました。どうか良いクリスマスを
 過ごしてください。そして来年が皆さんにとって良い年になりま
 すように・・・」


 幸子と誠一郎は、客席に向かって右、中央、左と最敬礼した。

 ”喜びの歌”の演奏が終わり、アンコールの拍手の中を、再びメ
 ンバー全員横一列に並んで最敬礼した。


 「ありがとうございます。アンコールの曲を用意していないのと、
 ホールの予約時間の関係で、残念ですがこれでお開きになります。
 ほんとうに、ありがとうございました!」


 三々五々帰る客のうち、打ち上げに参加するというものもいた。
 幸一がメンバーを並ばせて撮る記念撮影に、彼等も加わった。


 総勢約20人の打ち上げパーティーは盛り上がった。

 部外者がたくさん参加してくれたお陰で、誠一郎も打ち上げを楽
 しむことができた。

 コンサートのできを誉めそやし、メンバーそれぞれの友人達が、
 宴を盛り上げてくれた。


 「いろいろありがとう」


 「いやいや、とても面白かったよ」


 「ライブが?」


 「ライブのできはイマイチかな」


 幸一はいつも、誠一郎には手厳しい。


 「メンバー全員と顔合わせるの、今日がはじめてだったろ。みん
 な個性的で面白いね。いろいろお前からも話し聞いていたからな」


 緊張感から解き放たれて、みんな、したたか酔っていた。

 打ち上げを解散しても、帰りの電車の中で、メンバーだけで二次
 会をやろうと盛り上がっている。


 「僕は疲れたからもう帰るよ」


 誠一郎だけが、そんな気分ではなかった。

 乗り換えの駅での出来事が、彼の頭から離れなかったのだ。



 駅の階段をよろけるように徹が先へ歩いていった。


 「あっぶねーなぁ。ギターとか担いでるんだから、怪我するぞ」


 視界から消えたところで、「あたし見てくる」と、綾子が走った。

 更にそれを追って、麗子が行った。

 しばらくすると、にやにやしながら麗子が戻ってきた。


 「やだー、あの二人。ホームの隅でキスしてる」


 練習スタジオがあり、度々打ち合わせに使った居酒屋のあるH駅
 で、バンドのメンバーは降りていった。

 誠一郎だけが帰路についた。

 恐ろしい孤独感が待っていた。



                         つづく

☆★☆この物語はフィクションであり、
      登場する団体、人物等はすべて架空のものです☆★☆

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前文や9条は、一遍の詞のように感じられます。

 日本国憲法は、良くも悪くも日本人のアイデンティティーそのも
 のではないでしょうか?この国の行く末を考えると、改めて”日
 本人の自分探し”が必要ではないかと思うのです。誰にでも読み
 やすい日本国憲法を目指して、リライトに挑戦してみました。

 日本国憲法 全文解釈 
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 ♪ 編集後記

 芸能界は恋の噂花盛りですね。いくつになっても恋していたいの
 は私だけでしょうか・・・。

(次回は月曜日にお届けします) 
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posted by ケンちゃん at 10:41| Comment(0) | TrackBack(0) | カラオケ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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